親知らずは抜いたほうがいい?抜かなくてもいい?定期健診が大切な理由

   

 

「親知らずが生えてきたけれど、抜いたほうがいいの?」
「痛くない親知らずなら、そのままでも大丈夫?」

このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか🦷

親知らずは、必ず抜かなければならない歯ではありません。一方で、生え方やお口の状態によっては、むし歯や歯ぐきの炎症などのトラブルにつながることがあります。

今回は、親知らずを抜いたほうがよいケース、抜かずに経過観察できるケース、そして親知らずがある方に定期健診が大切な理由についてご紹介します!

 

 

親知らずとは?

親知らずは、一般的に前歯から数えて8番目、一番奥に生えてくる永久歯です。「第三大臼歯」や「智歯」とも呼ばれています。

生えてくる時期には個人差がありますが、10代後半から20代頃に生えてくることが多く、上下左右に最大4本あります。ただし、もともと親知らずがない方や、歯ぐきの中に埋まったままの方もいます。

親知らずで特に問題になりやすいのが、生えるためのスペースが足りないケースです。

斜めや横向きに生えていたり、歯の一部分だけが歯ぐきから出ていたりすると、歯ブラシが届きにくくなります。その結果、汚れがたまり、さまざまなお口のトラブルを引き起こすことがあります。

 

 

 

親知らずは必ず抜く必要がある?

結論からいうと、親知らずがあるからといって、必ず抜歯が必要になるわけではありません。

まっすぐ正常に生えていて、上下の歯がきちんとかみ合っている場合や、歯ブラシで十分に清掃できている場合には、そのまま残せることもあります。

反対に、親知らずが原因でトラブルが起きている、あるいは今後トラブルにつながる可能性がある場合には、抜歯を検討することがあります。

大切なのは、「親知らずがあるかどうか」だけではなく、「どのような状態で生えているか」を確認することです。

 

 

 

親知らずの抜歯を検討するケース

親知らずの周囲に痛みや腫れを繰り返している場合は、抜歯を検討する代表的なケースです。

特に、一部分だけ生えている親知らずの周囲には汚れがたまりやすく、歯ぐきに炎症が起こる「智歯周囲炎」の原因となることがあります。炎症を繰り返す場合には注意が必要です。

また、親知らず自体がむし歯になっている場合だけでなく、隣の歯との間に汚れがたまり、手前の大切な永久歯までむし歯や歯周病のリスクにさらされることがあります。

横向き・斜め向きに生えている場合や、歯科医師が診察・画像検査などを行い、周囲の歯や組織への悪影響が懸念される場合にも、状態に応じて抜歯を検討します。

ただし、親知らずの位置や神経・血管との位置関係などによって、抜歯の難易度やリスクは異なります。そのため、実際に抜歯するかどうかは、歯科医院で十分な検査を受けたうえで判断することが重要です。

 

 

 

 

抜かなくてもよい親知らずもあります

親知らずがまっすぐ生えていて、上下できちんとかみ合い、清掃状態も良好であれば、必ずしも抜く必要はありません。

また、完全に骨の中に埋まっており、現在問題がなく、周囲への悪影響も認められない場合には、定期的に状態を確認しながら経過観察となることもあります。

「親知らず=抜歯」と考えるのではなく、一人ひとりの状態に合わせて判断することが大切です。

 

 

 

痛くなくても定期健診を受けましょう

親知らずで気をつけたいのは、「痛くないから問題ない」とは限らないことです。

親知らずはお口の一番奥にあるため、自分では状態を確認しにくい場所です。気づかないうちにむし歯が進んでいたり、隣の歯との間に汚れがたまっていたりすることもあります。

そのため、現在痛みがない場合でも、定期健診で親知らずやその周囲の状態を確認することが大切です。

定期健診では、むし歯や歯周病のチェックだけでなく、親知らずの生え方や歯ぐきの状態、清掃状態なども確認します。必要に応じて画像検査を行うことで、目で見ただけではわからない部分を確認できる場合もあります。

また、歯科医院で定期的にクリーニングを受け、ご自宅での歯磨き方法についてアドバイスを受けることも、親知らず周辺のトラブル予防につながります。

 

 

 

親知らずが気になったら早めにご相談ください

親知らずを抜くべきか、残しても問題ないのかは、ご自身だけで判断するのが難しいものです。

「少し違和感がある」「以前腫れたことがある」「親知らずが斜めに生えている気がする」といった場合はもちろん、特に症状がない場合でも、一度歯科医院で状態を確認しておくとよいでしょう。

親知らずは、現在の症状だけでなく、生え方や周囲の歯への影響などを総合的に確認したうえで、抜歯するか経過観察するかを判断します。

お口の健康を長く守るためにも、「痛くなってから歯科医院へ行く」のではなく、定期健診を活用してトラブルの早期発見・予防につなげていきましょう。

親知らずについて気になることがありましたら、お気軽に当院までご相談ください😊



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