気になる口臭について

   

こんにちは、歯科衛生士の和田です☺

前回は洗口液(マウスウォッシュ)についてご紹介しましたが、今回は口臭との関係についてお話します。

 

― 洗口液との上手な付き合い方

「自分の口臭が気になる」「人と話すときについ距離をとってしまう」
口臭はとても身近でありながら、相談しにくいお悩みの一つです。しかし、口臭の原因や対処法を正しく知ることで、多くの場合は改善が可能です。今回は、口臭の原因から対策、そして洗口液(マウスウォッシュ)との関係について、歯科の視点から分かりやすく解説いたします。

 

口臭の多くは「お口の中」が原因です!

口臭の原因の約89割は、お口の中にあるといわれています。主な原因を見ていきましょう。

1.歯垢(プラーク)・歯石
歯の表面や歯と歯ぐきの境目にたまる歯垢には、たくさんの細菌が存在します。これらの細菌が食べかすなどを分解する際、硫黄のようなにおいのガスを発生させ、口臭の原因になります。歯垢が硬くなった歯石は、歯みがきでは取れず、細菌の温床となります。

2.歯周病
強い口臭の原因として特に多いのが歯周病です。歯周ポケットの中で細菌が増殖し、独特の不快なにおいを発生させます。歯周病は痛みが出にくいため、口臭が最初のサインになることも少なくありません。

3.舌苔(ぜったい)
舌の表面に付着する白っぽい汚れを舌苔といいます。細菌や食べかす、はがれた粘膜などが混ざったもので、口臭の大きな原因の一つです。

4.むし歯や詰め物の不具合
進行したむし歯や、古くなった詰め物・被せ物のすき間には汚れがたまりやすく、口臭につながることがあります。

 

 

お口の中以外が原因になることも!

口の乾燥(ドライマウス)
唾液には、口の中を洗い流し、細菌の増殖を抑える重要な役割があります。加齢、ストレス、薬の副作用、口呼吸などで唾液が減ると、口臭が強くなりやすくなります。

全身の病気
鼻や喉の病気、胃腸の不調、糖尿病などが口臭に影響することもあります。歯科的な原因が見当たらない場合は、医科の受診をおすすめすることもあります。

洗口液(マウスウォッシュ)と口臭の関係

口臭対策として洗口液を使っている方も多いのではないでしょうか。洗口液は、正しく使えば口臭ケアの補助として有効ですが、注意点もあります。

洗口液のメリット
・口の中をさっぱりさせ、一時的に口臭を抑える
・細菌の増殖を抑える成分が含まれているものもある
・歯みがき後の仕上げとして使うことで清潔感が高まる

注意したいポイント
洗口液は、あくまで補助的なケアです。歯垢や歯石、歯周ポケットの汚れを根本的に取り除くことはできません。
また、刺激の強いアルコール入りの洗口液を頻繁に使うと、口の中が乾燥し、かえって口臭が悪化することもあります。

おすすめの使い方
・歯みがきをしっかり行った後に使用する
・口の乾燥が気になる方は、低刺激・ノンアルコールタイプを選ぶ
・「洗口液だけで安心」と思わず、基本は歯みがきと歯間清掃

洗口液で口臭が一時的に消えても、原因が残っていれば再発します。口臭が続く場合は、歯科医院で原因を確認することが大切です。

口臭対策で大切なこと

・歯ブラシに加え、デンタルフロスや歯間ブラシを使う
・舌は専用の舌ブラシでやさしく清掃する
・よく噛んで食べ、唾液の分泌を促す
・定期的に歯科医院でクリーニングを受ける

まとめ

口臭は誰にでも起こりうるお悩みですが、多くの場合は原因を特定し、適切なケアを行うことで改善できます。洗口液は便利なアイテムですが、正しい使い方と歯科でのケアを組み合わせることが大切です。
口臭が気になる方は、一人で悩まず、ぜひお気軽に当院へご相談ください。



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