「利き咬み」に関して
ゴマの香りを楽しむ時・・・野沢菜漬けの水しぶきを楽しむ時・・・皆さまはどちらで咬むことが多いですか?
「利き腕」「利き目」「利き足」という言葉は聞いたことがあると思います。実は「咬む」ということに関しても「効き咬み」があります。それはすでに2歳の時に決定するという話があります。
ちまたでは両方で咬まないと顔がゆがむなどといわれますが、腕、目、足ではどうでしょうか?「身体が曲がってしまうから鉛筆は左右交互に持ちましょう」とは言いません。例えば右手が利き腕の方が怪我で左を使用せざるを得なくなった時、使い慣れない左手を中心に生活することで左の腕が疲れたり、肩が凝るといったことがあるかと思います。
歯に関しても同じように考えられます。むしろ「両方を均等に使わなければいけない」と意識してしまうことで顎関節症、頭痛、肩こりの原因となる場合があります。
実例として、「利き咬み」の側に、不自然に平らだったり、小さい形の上手く咬めないようなかぶせ物をされてしまったがために、無意識のうちに「利き咬み」でない側を使用しこれらの症状が出ていることもあります。
当院ではレントゲンなどで「利き咬み」の診査もおこなっております。これらを考慮した「入れ歯」「かぶせ物」が使いやすいのはお分かりいただけると思います。
「入れ歯」
入れ歯で苦労されている方は非常に多くいらっしゃると思います。「痛い」「邪魔臭い」「ニオイが気になる」「食事のたびに洗うのが面倒」「人に気付かれるのがイヤだ」・・・。現在は以上の不満点を全て解決するようなインプラント治療が注目されていますが、
費用や治療期間の面で入れ歯を望む方もいらっしゃいます。
入れ歯は全てオーダーメイドです。ですから作り手の技術や心がそのまま使用感となって表れます。そこで先ほど挙げた問題を少しでも解決すべく、義歯専門の技工士と連携をとり、材料にもこだわったものを皆さまに使って頂けるようにしております。